虹の松原旗予選兼別府市錬成大会

サヨナラ勝ちで代表の座を
獲得した上人少年野球部

 第38回虹の松原旗争奪大会予選兼別府市錬成大会の決勝戦がこのほど、市営野口原ソフト場Bで開催され、上人少年野球部が9ー8で逆転サヨナラ勝ちで優勝した。
 大会には10チームが出場し、トーナメント方式で試合が行われた。決勝戦は、上人と境川少年野球部の対戦となった。1回表、境川が3番の茨木選手が2塁打で出塁すると、4番の後藤選手が本塁打を放ち、2点を先制。上人も1回裏に1番の河野選手が相手のエラーで出塁すると、盗塁などで3塁まで進み、4番の新選手がエンタイトルツーベースで1点を返すと、3回裏に3番の井上選手が3塁打。2アウトになるもワイルドピッチで井上選手がホームへ還り同点に。4回裏にも坂本選手が本塁打を放ち1点、さらに四球で出塁した河野選手が盗塁で得点圏に進むと、3番の井上選手のヒットで1点を追加した。5回裏にも2点を入れた。
 しかし、6回表に境川が猛攻。ヒットと四球でランナーをためると、7番の津福選手のサードゴロの際に送球が逸れて2人がホームに還り2点。津福選手も2塁へ。9番の大山選手が四球で1、2塁となると1番の菅(大)選手がレフトへヒットを放ち、津福選手がホーム前ではさまれるも相手エラーでホームへ。その間に大山、菅(大)両選手も一気にホームに還った。その後、さらに1点を加え、この回一挙に6点を入れて逆転に成功した。
 上人も6回裏2アウトから四球とヒットで出たランナーがダブルスチールを決め、4番の新選手は申告敬遠で満塁に。連続で四球で押し出しで2点入れて同点に。7番の渡邉選手がヒットを放ち、逆転サヨナラ勝ちとなった。上人は、8月22日から佐賀県で開催される「第38回虹の松原旗争奪九州・山口親善小学生軟式野球大会」に別府市代表として出場する。優勝した上人のメンバーは次の通り(敬称略)。
【上人少年野球部】▽代表=新充▽監督=井上和弘▽コーチ=嶋川圭一、難波俊彦▽選手=新海聖(主将)、難波律斗、荒金渓生、井手口将大、清成陽、井上瑛心、渡邉晴樹、坂本一虎、長尾誠也、河野功太郎、藤井栄翔、森山育研