
別府市は9日午後4時、上下水道局会議室で令和7年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)等別府市出場選手激励壮行会を開催した。出場選手、学校関係者ら約50人が出席した。
インターハイは、「輝け未来の扉 中国総体2025~輝け君の青春 刻の努力の奇跡~」として、23日から8月20日まで、中国地方を主会場に開催される。別府市からは、団体では、溝部学園高校の男子卓球部、県立別府鶴見丘高校バドミントン男子、明豊高校の卓球男子、同女子、剣道男子、ソフトテニス女子、バスケットボール女子。個人では、別府鶴見丘のバドミントン男子4人、同女子2人、新体操1人、県立別府翔青高校のヨット部男子7人、同女子5人、フェンシング部男子1人、同女子1人、自転車競技男子6人、アーチェリー女子1人、ライフル射撃男子1人、同女子1人、明豊の卓球男子4人、同女子4人、剣道男子2人、同1人、ソフトテニス女子8人が出場する。
出場校を代表して、佐藤清信別府溝部学園高校校長が「別府市でもらった温かい声援が何よりの力となり、選手達の胸に深く刻まれ、大会に向けて大きな励みになると思います。このような機会を通じて、生徒たちは競技力だけではなく、地域の皆さんの温かさや支えの大切さを改めて学んでいます。教職員もその重さを感じながら、生徒たちを全力でサポートしていきます」とあいさつ。
阿部万寿夫副市長が「大分県の代表として出場権を獲得した皆さん、おめでとうございます。高い目標を掲げ、日々努力を重ねてきたと思います。インターハイ出場は、皆さんの努力の成果であることは言うまでもありませんが、家族、先生、多くの仲間の支えがあったことも忘れてはいけません。大会を通じて、他県の皆さんとの交流も深め、青春の大事な思い出の1ページにしてもらいたい」と激励し、奨励金を手渡した。
選手を代表して、別府海斗選手(別府溝部学園高校男子卓球部)が「中学校から卓球を始めました。最初は県大会にも出場できませんでしたが、高校に入って昨年はじめてのインターハイを先輩とのダブルスで経験することが出来ました。謙虚な気持ちで練習するをモットーに、後輩とダブルスでインターハイに行くことが出来ました。支えてくれた両親のために、もう一度懸命に頑張る姿を見せたい。激励の言葉を胸に、別府市の代表として頑張ってきます」と力強く決意表明をした。