こどもの居場所づくりネットワーク会議

各団体が活動報告などをした

 別府市は、こどもの居場所づくりネットワーク会議を9日午前10時、市公会堂で開催した。
 宇都宮尚代市こども部長が「民間を主体とした子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりをするものです。市民意識調査では、今後10年間何を大事にすべきかという項目で、子育て支援と答えた人が多かった。子どもの居場所づくりは、大事な1つ。しっかりサポートして子どもたちの健全育成などに努めていきたい」とあいさつ。
 新たに5団体が入会し、34団体になったことが報告された。また、こども食堂等への補助事業や、広報活動、研修、交付金の案内などがあった。出席した16団体から、これまでの活動報告や今年度の活動予定などについて説明。フリースクールで子どもたちの夢を叶えるためのイベントや、自然豊かな里山体験、子ども食堂、学習支援、フードバンクなどの活動が報告された。
 出席者からは「子どもたちが言うことを聞いてくれない場合はどうしたらよいか」「ボランティアを集めるのに苦労している」などの声があり、他団体から「一緒にルールを考えたりしていくと良いと思う」「社会福祉協議会や教育委員会でもボランティア登録があるので、相談してほしい」などの意見が出た。