大分みらい信用金庫に紺綬褒章

佐藤知事から褒状が伝達された

 このほど紺綬褒章を受章した大分みらい信用金庫(森田展弘理事長、別府市)に11日午前10時、大分県庁で伝達式が行われた。
 みらい信金は、別府市制100周年を記念して、未来を担う子供たちの健やかな成長を支援し「こどもまんなか社会」を実現するため、別府市に1千万円を寄付したことが評価された。
 伝達式には、森田理事長と古田哲一専務理事が出席。佐藤樹一郎県知事が褒状を伝達し「別府市のこどもまんなか社会実現に向けた事業に多額の寄付をされた功績により、栄えある受章となりました。改めて、深い敬意を表します。この度の受章は、貴社の栄誉であることはもちろんのことですが、関係者の皆さま、本県にとっても大変栄誉なこと。より一層の発展を祈念するとともに、県政推進にご指導、ご鞭撻をいただきたい」とあいさつした。
 森田理事長は「当金庫は、大正11年に当時の別府町で創業し、地域の皆さまに長年にわたりご支援いただいています。そのご恩に少しでも報いるべく、寄付をさせていただきました。これまでも、地域の子ども食堂への寄付など微力ながら、子どもたちの成長と学びの機会を応援してきました。これを励みに、今後も地域に根ざす信用金庫としての責務を果たしていきたい」と話した。