参議院議員選挙の焦点 参謀に聞く①

【白坂陣営】郷土のため働く6年託して

岩屋 毅外務大臣(衆議院議員)

 2年前の補欠選挙で初当選を果たし、今回は現職として再選を目指す、自民党の白坂亜紀候補。
 岩屋毅外務大臣(衆議院議員)は、「大分でせっかく生み出した女性議員の議席を是非、守り抜きたい。白坂候補は、この2年間、本当に国会での活動も、党の活動も、地元の活動も一生懸命務めてきたと思っています。次の6年間、国会議員として郷土や国の活動をするための基盤をしっかり作ってきたと思う。是非、次の6年を託してもらいたい」と話す。
 白坂候補については「日本一の社交場である銀座で生き抜いてきただけの人間力のある人。地に足のついた活動ができる人。目配り、気配りができる人」と評価する。
 白坂候補は、地方創生、物価高対策、政治の信頼回復と共に、女性が輝き、希望あふれる社会を目指す「女性活躍」を掲げて、支持を訴えている。
 前回はまったくの無名からわずか341票差で激戦を制した。今回は、議席を守る立場となり、初日から大臣が次々と大分入りし、支持を訴えている。
 岩屋大臣は「全国的に言えば、事実上の政権選択選挙だと思う」とし、「少数与党として内外の難題に対応してきたが、参議院での多数をいただいていたから出来たこと。参議院でも少数ということになれば、日本の政治はしばらく漂流することになりかねない」と危機感を示す。
 「いろんな政党に支持が分散する時代になっていると思う。その中で、どこが本当に責任を持って内外の難題と立ち向かっていけるのかという観点で選んでもらいたいと思う。責任ある政治を前に進めるための必要最小限の土台を与えていただきたいという思い」と話した。