西中学生徒が畑病院で職場体験

自分たちで血圧測定する西中学校2年生

 別府市立別府西中学校の2年生6人が8、9、10日、中島町の畑病院(畑洋一理事長)を職場体験に訪れた。将来の目標は看護師や介護福祉士になることで、9日は将来は看護師になることを希望する3人が血圧測定や採血を勉強した。
 永井しおりさん(13)、脇山愛菜さん(13)、三重野陽太君(14)は、この日、初めて自分たちで血圧測定にチャレンジした。永井さんは「病院の裏方を初めて見て、看護師さんがサポートしていることがよく分かりました」、脇山さんは「血圧や熱を測るのは楽しいが、患者とコミュニケーションを取る難しさを知りました」、三重野君も「仕事は大変だけど楽しい。仕事っていいものだなと思いました」と感想を話した。
 3人は8日、病棟で嚥下機能が落ちているお年寄りの患者のため、お茶にとろみをつけ、10日はデイサービスセンターで食事介助を体験。
 田中康幸畑病院看護副部長は「生徒たちは、明るく楽しく職場体験した。自分の将来の目標をしっかり持っているのが頼もしい」と話していた。