別府大学が理科実験教室を開催

バナナにレモン果汁をかける児童と
それを見守る母親

 別府大学食物栄養学科は公開講座「理科実験教室」を12日午前10時30分、同大学35号館で開催し、小学生親子10組が参加した。
 近年、子どもたちの理科離れが指摘される中、身近なものを材料にした実験を介して理科に興味を持ってもらうことが目的。
 講師は、木村靖浩同学科教授が務めた。
 今回は、身近な果物を使って「食べ物の色が変わる不思議」として、リンゴやバナナが茶色くなる理由について考えるとし、切ったバナナを▽そのまま▽レモン果汁をかける▽氷のうを乗せる▽塩水につける▽ラップで包む―で色の変化を防ぐ実験を行った。
 それぞれ5分毎に30分までの間、色がどのように変化したかを確認し、実験の考察を行った。
 最後に、バナナを茶色くしないようにするためにはどうすればいいかを考えた。