※候補者以外の第三者が、候補者の人となりを語っていただくコーナーですが安倍、二宮両候補については、候補者本人の希望により、政策の訴えを掲載させていただきます。
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昨年10月に結成され、大分県では今年3月から活動を始めた。
日本誠真会は、戦争の敗戦によって、「憲法や教育などあらゆる国家の中枢が占領下で再設計された日本は表面的には独立国家でも、実質的には『管理された国家』となった」と主張し、「元に戻す」を掲げて支持を訴えている。
安倍候補は宇佐市出身で、農業系の地場企業に勤める会社員。福岡のコンピューター関連の専門学校を出て、福岡で営業職として働いた。その後、派遣社員となって10年ほど各地で働いたという。
14年程前に宇佐に戻り、「お米を食べるのが好きだったので、農業をやろう」と現在の会社に7年程前に入社したという。
「戻ってきてゆっくりしていた時に沢山の本を読んで、現在、日本誠真会の顧問を務める南出喜久治弁護士の本に出会い、影響を受けた」という。
選挙では「病の原因となった部分を取り除いて、日本を元に戻す」と訴えている。日本国憲法については「客観的事実として、どうなのか、有効性を明白にしたい。改憲か護憲かという前の問題だと思う。伝統的に受け継いできた日本独自のものを大切にしたい」と話す。
また、食について「海外からの輸入に頼っていては、紛争や災害などで海外から食料品が入ってこなくなると、大変。江戸時代を考えると、日本の食料自給率は100%だった」とし、食料自給率100%を目指す。