
元町の七福神波止場神社の宵祭が9日午後5時、同神社拝殿で実施し、奉賛会や通り会の関係者ら10人が出席した。
拝殿で、奉賛会会長の平野芳弘さんが司会をし、八幡朝見神社の神職が神事を執り行った。玉串を平野会長、松本多嘉夫副会長(元町自治会長)、顧問の阿南亀義大分みらい信用金庫本店営業部部長や来賓の中塚茂三洋産業取締役会長、山下守梅園通り会長らが捧げた。
神事終了後、平野会長が「波止場神社は大正、昭和にかけて、別府の中の旧所名跡の一つ。いかにこれから多くの人に語り継いでいくかが、残された者の責任になってくると思います。今後は修復工事を行います。最後の仕上げとなるので、皆さんのご協力をお願いします」、中塚会長、阿南部長らがあいさつした。
例大祭は10日に同所で実施した。
また波止場神社の第3期修復工事(旧倉庫事務所の撤去、社務所倉庫の新設、参道、社殿灯ろう2基、周辺の玉垣、鉄腕稲尾投手モニュメント、祭り道具の修繕)を予定しており、寄付をお願いしていることについてもふれた。
寄付などの問い合わせは、奉賛会事務局の平野資料館(電話23・4748)まで。