高校生サマースクール結団式

結団式で阿部副市長に短期留学を報告した

 別府市は、高校生を対象としたサマースクールプログラムの結団式を16日午後6時、市役所で行った。
 昨年度、市制100周年記念で実施した「別府市高校生短期留学プログラム」のレガシー事業として、姉妹都市の英国バース市とニュージーランド・ロトルア市で行う。
 英国には、廣瀬紗希さん(15)=県立別府翔青高校1年=、ニュージーランドには、干潟凛子さん(同)=明豊高校1年=、佐藤来依羅さん(同)=県立大分西高校1年=、中島未結さん(17)=県立別府鶴見丘高校2年=、首藤希々佳さん(16)=同=が参加する。
 阿部万寿夫副市長が「3週間という短期間ですが、またとないチャンスです。毎日が異文化体験。様々なことにチャレンジしてほしい。現地では、別府のPRもしてきてほしい。素晴らしい土産話を楽しみにしています」とあいさつした。
 廣瀬さんは「バースは温泉で有名。そこで、別府とつながる文化を沢山知りたい。以前、米国に留学したことがあり、米国との言語の違いも知りたい。自分から積極的に話しかけたりしたい」。干潟さんは「将来、建築関係の仕事がしたいと思っています。先住民族マオリの特徴を持つロトルアで、日本との相違点を見つけたい。自分の知識を深めていきたい」。
 佐藤さんは「以前から留学に興味がありました。多文化社会でいろいろな人とコミュニケーションをとっていきたい。将来は、英語を使った仕事がしたい」。中島さんは「海外で過ごすことに興味がありました。心理学に興味があります。現地を自分の目で見て、将来に役立てたい」。首藤さんは「別府もロトルアも温泉が有名で似ている。地震対策の違いについて調べてみたい。建築に興味があるので、デザインなども学べたらと思います」とそれぞれ話した。
 5人は、19日から8月10日まで、ホームスティをしながら学校に行ったり、それぞれの探求などを行う予定。