第107回全国高校野球選手権大分大会14日目となる19日、第3試合(午後2時30分開始)で第1シードの明豊が宇佐と対戦し、13―1と8回コールド勝ちし、8強に進出した。
明豊は1回表、藤翔琉選手が右越え本塁打で1点を先制。岡田晴樹選手の二塁打などで走者1、3塁の追加点の好機だったが、得点につながらなかった。
3回表、井上太陽選手が四球で出塁。岡田選手の左安打で1、2塁となる。加納悠成選手の適時二塁打で1点を追加。山口純輔選手の死球で2死満塁と一打大量得点の好機だったが、打線が続かなかった。
2試合で18点、2回戦では最終回に3点を入れサヨナラ勝ちをした宇佐が3回裏、東優惺選手が内野安打で出塁すると、高木良河選手の犠打と野上玲選手の左安打で走者1、3塁。堀祐輔選手の左適時打で1点を返した。
1点差に迫られた明豊は4、5回表に2点ずつ、6回表に1点を追加し6点差をつけた。8回表に井上、岡田両選手が四球で出塁し、1、2塁と得点圏に走者が出る。重盗が成功し2、3塁に進塁すると、小城瑛太選手が四球で1死満塁。山口選手の左適時打で1点、上野宏樹選手の右適時打で2点を追加。辻田拓未選手がバント内野安打で1死満塁と一打大量得点の好機。林亮佑選手が走者一掃の右適時三塁打で3点を追加し大量12点差をつけた。
明豊は13安打13得点、継投で宇佐打線を11三振と抑え込み、8強入りした。
明豊の次の試合は22日第1試合(午前9時30分開始)に日田林工と対戦している。
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明豊が日田林工を破る
第107回全国高校野球選手権大分大会17日目となる22日、準々決勝の第1試合(午前9時30分開始)で第1シードの明豊が日田林工と対戦し、8―5で勝利し、4強に進んだ。
明豊は1回裏、先頭打者の井上太陽選手が一ゴロ失策の間に二塁に進塁。藤翔琉選手の中飛で、井上選手が三塁へ。岡田晴樹選手の中適時打で1点を先制する。
初戦で第3シードの大分に勝った日田林工も2回表に1点を入れ、同点に追いつく。
その後、両チームが得点を重ね、7―5と2点差まで詰め寄られた明豊は8回裏、井上選手が左二塁打で出塁し、追加点の好機となる。藤選手の中前安打で走者1、3塁。岡田選手の中犠飛で三塁走者の井上選手が本塁に生還し、点差を3点に広げて、日田林工の9回表の攻撃を無得点に抑えた。
明豊の次の試合は、24日第2試合(正午開始予定)で大分商業と鶴崎工業の勝者と対戦する。