
自民党公認、公明党推薦の白坂亜紀さんは20日、自身の59歳の誕生日を迎えた同日に吉報を待ったが届かなかった。
見守り会場のレンブラントホテル(大分市)に午後11時20分すぎ、別の候補に当確が報じられ、落選が判明すると支援者からはため息が漏れた。
会場に到着した白坂さんは、阿部英仁選対本部長と登壇し頭を下げた。
阿部選対本部長が「大事な一議席を守ることができませんでした。このような結果になってしまいましたことを、心からお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」。
白坂さんは「2年前、補選で当選させていただきました。そのときから熱く熱く応援いただきまして、心より感謝申し上げます。自民党逆風の中、皆さまには力強く応援していただきましたが、このような結果になってしまいました。心よりお詫び申し上げます。力不足でした。本当に残念なことです。申し訳ございません。ただ、この戦いの中で、本当に逆風の中、結束感を持って自民党、公明党、本当に必死になって心を一つにして戦うことができたと思っております。しっかりと政治の信頼回復に努めて、また違う立場から、私も大分のためにこれからも頑張っていきたいと思います」と述べた。
見守り終了後、白坂さんは支援者一人ひとりと握手などをして応援の感謝を伝えた。
支援者は「選挙戦を頑張っていた。落選するとは信じられない」「こんなことになるなんて」と言葉少なめに会場を後にしていた。