第41回九州ブロック肢体不自由児者父母の会大分大会などを開催

あいさつする濱田聖美九州ブロック
肢体不自由児者父母の会連絡協議会長兼
大分県肢体不自由児者父母の会連合会長

 九州ブロック肢体不自由児者父母の会連絡協議会(濱田聖美会長)主催、大分県肢体浮遊児者父母の会連合会(同会長)主管で「第41回九州ブロック肢体不自由児者父母の会大分大会」「第42回大分県肢体不自由児者父母の会連合会福祉大会」を19、20日、亀の井ホテル別府で開催した。大分県、県教委、別府市、別府市教委、県障がい児協会などが後援。
 1日目の19日は開会式などが行われた。
 開会式では、四藏幸夫鹿児島県連合会会長が開会の言葉を述べた。
 濱田会長が「大分県肢連は今年、71周年です。守っていることは、障がいのある我が子とその親や家族が、毎日笑顔で普通に安心して暮らしができる。ただそれだけです。私たちが流している涙を、次の親たちが流してもらいたくない。私たちの子どもが味わっている辛さや悲しみを、次世代の子どもたちに味わわせたくない。その気持ちがバトンされて、本日ここに、私がバトンを受け取り大会を開催できています」、共催者の松田郁夫全国肢体不自由児者父母の会連合会副会長がそれぞれあいさつした。
 来賓を代表して、衛藤晟一同連合会顧問が祝辞を述べた。
 基調講演を坂本忠史大分県教育庁特別支援教育課長が「教育はつながりが大切」をテーマに行い、パネルディスカッション・意見交換会、情報交換会を実施した。
 20日は、グループ討議、大会決議分採択があり、閉会式では濱田会長が開催県謝辞、大分県から宮崎県に大会旗の譲渡、次期開催県あいさつとして田中聡子副会長(宮崎県連合会長)が行い、大会終了宣言を中川雅順副会長(福岡県肢連合会長)が述べた。