鶴見台中の甲斐さん全国3位報告

全国3位を報告した甲斐さん(左)

 別府市立鶴見台中学校の甲斐実里選手(14)が、第11回「全国女子相撲選抜ひめじ大会」で、中学・高校の部超軽量級50㌔㌘未満で3位入賞を果たし、22日午後5時、長野恭紘別府市長に報告をした。杉原勉校長が同席。
 甲斐選手は、小学1年生の時に出場した「わんぱく相撲」で、相撲の魅力にハマったという。中学3年生の現在も続けている。4月に行われた「第13回国際女子相撲選抜大会」では、55㌔㌘未満でベスト8に入るなど好成績を残している。6月に行われたひめじ大会では、得意の上手投げなどで勝ち進み、準決勝で金沢学院大学附属高校の表初奈選手にひきおとしで敗れ、3位となった。また、甲斐選手は、チーム大分ジュニアアスリート発掘事業に選出され、フェンシング競技でも活躍をしている。
 杉原校長が「昨年は学級委員長を務めるなど、文武両道な生徒」と紹介。長野市長は、練習に宇佐まで通っていると聞き「何とか練習をサポートできればと思う。フェンシングもしているということで、あらゆる可能性を排除せず、頑張ってほしい」とエールを送り、スポーツ奨励金を手渡した。
 甲斐さんは「3位になってうれしいけど、あと一歩で優勝できたので、悔しいという思いもあります。秋に開催される全国大会では、優勝します。仲間と協力して高め合って練習ができたらと思います」と次の大会も見据え、思いを語った。