


令和7年JA全農カップ第32回TOS小学生野球大分県チャンピオン大会別府支部予選兼第45回別府市長杯学童軟式野球大会の決勝戦等が13日と19日に市営野口原ソフトボール場Bで開催された。別府市軟式野球連盟(後藤一彦会長)主催。
試合はAパートとBパートに分かれて、トーナメント方式で行われた。Aパートには6チームが出場し、決勝戦は吉弘野球スポーツ少年団と朝日少年野球部の対戦となった。朝日が1回裏に1番・山下(夏)選手の打球がファースト強襲のヒットとなり、ライトに転がる間に2塁へ。3番の吉田選手の時のワイルドピッチで3塁へ進んだ。吉田選手の打球はピッチャー前となったが、山下(夏)選手が還り先制。しかし、2回表に吉弘が4番の西原選手がヒットで出塁し、5番の能住選手がバントするも、西原選手はアウトに。能住選手は出塁し、すかさず盗塁し、ワイルドピッチの間に3塁へ。6番の仲石選手のヒットで同点とすると、7番の大石選手もヒットとチャンスを広げ、8番岡部選手のヒットで逆転し、9番の草地選手もヒットでさらに1点を追加。3回にも足を絡めた攻撃で4点を入れると、5回にも1点を追加。朝日は初回以降得点できず、吉弘が8ー1で4回コールド勝ち。
Bパートは5チームが出場し、決勝戦は別府鶴見小マリンズと別府大平山少年野球の対戦となった。鶴見小は1回裏、1番の田吹選手、2番の竹林選手が連続ヒットで出塁すると、3番の酒井選手が本塁打を放ち、3点を入れた。2回裏には2アウトながら、田吹選手が内野安打で出塁すると、盗塁に成功。竹林選手と酒井選手の連続ヒットで1点を追加し、4番の小川選手もヒットで満塁。5番の緒方選手が満塁本塁打を放ち、この回5点を入れ、3回裏にも1点を追加した。大平山は3回表に8番の甲斐選手が相手エラーで出塁すると、横山選手もヒットと盗塁で得点圏に進んだ。2番の小野選手のヒットで2人が還り、2点を返したが反撃もここまで。鶴見小が9ー2で4回コールド勝ちとなった。
第3代表決定戦は、朝日と大平山が対戦。大平山が1回表にヒットとバントでランナーを3塁まで進めると、ワイルドピッチで1点を先制。4番の鈴木選手のファーストゴロの間に1人還り、2点目を入れた。しかし、1回裏に朝日も1番の山下(夏)選手が先頭打者本塁打。その後、ヒットなどで走者をためると1点を返し、同点とした。2回裏、四球などで満塁とすると、4番山下(煌)選手は死球で押し出し。連続ヒットでこの回一緒に5点。3回裏には山下(夏)選手がこの日2本目の本塁打で1点。5回裏にも1点を追加して、朝日が9ー2で5回コールド勝ちとなり、代表権を得た。3チームは、8月に行われる県大会に出場する。各チームのメンバーは次の通り(敬称略)。
【吉弘野球スポーツ少年団】▽代表=安部雅浩▽監督=丸田史明▽コーチ=髙木進、河野巨樹▽選手=河野湊(主将)、松田晴、髙木蓮凰、赤星琥珀、西原悠真、大石健稀、仲石凛生、能住桜士朗、岡部蒼生、松田結翔、草地奏吾、中西結愛、兵頭誠仁、安波佑盛、中西瑛太、河野環、梶原稜平、兵頭貴仁、加藤旬、秦志築
【別府鶴見小マリンズ】▽代表=小川大輔▽監督=亀島功吉▽コーチ=田吹拓寿、伊藤鉄朗▽選手=小川琥響(主将)、秋吉悠真、酒井健豊、髙木佑真、緒方陽人、伊藤皆晴、今井翔葵、田吹凜紗、百﨑達貴、竹林京祐、長篠花帆、伊勢涼、髙木颯真、汐月瑠香、伊勢諒人、長野叶、平野斗愛、前田惟統、平野来夢、阿部嘉来、田中統也
【朝日少年野球部】▽代表=山下愛樹▽監督=鈴木慎也▽コーチ=千葉伸一、吉田貴之▽選手=吉田琥珀(主将)、加藤瑛太、山下夏輝、佐藤日々人、千葉優翔、山下煌華、佐藤瑛汰、阿部凌大、薬丸慶士、藤内洸汰、末次綾香、山下銀獅、藤幹汰、吉野旭、竹田陽祐、首藤翔之介