
中須賀東町寿会(甲斐正司会長)が定例会を19日午前10時、春木川ふれあい交流センターで開催した。
今回は防災講話として、会長で大分県防災アドバイザーの甲斐さんと、防災士の小島登志郎さんが講師を務めて実施した。
内容は▽自然災害は必ず起きる日本国土の宿命▽別府の断層と町の成り立ち▽阪神淡路大震災・東日本大震災などを動画や写真で紹介▽熊本大分地震(熊本県・大分県の震源地、活断層)▽南海トラフ巨大地震(大分県内最大震度6強が発生した際の大被害の想定)―と説明した。
まとめとして防災(減災)対策として①大災害はどこでも発生する状況に「備える」②周囲の人に周囲に迷惑をかけない行動。高齢者は、まずはやんの避難。空振りでもよい。行政は災害直後には動かない③各家庭で状況が異なり対応も異なる。「家族会議」が命を守ることにつながる「自助」④「地域の絆」がいちばん頼りになるのは「近助」―とした。
講話終了後、ライフライン停止と想定し、携帯トイレの作り方・使い方、避難所食事体験として実際の避難食を食べた。