9月末まで別大附属博物館で開催

オープニングイベントで学生が
企画の背景や見どころを解説した

 別府大学附属博物館と別府大学文学部史学・文化財学科は「企画展:別府市誌刊行記念『別府と温泉』」を9月30日まで、同博物館本館2階展示ホールで開催する。時間は午前9時から午後4時30分。土・日曜日、祝日、8月9~15日は休館。入場無料。
 別府市の歴史的な視点に重点を置き、説明パネルや写真パネルを中心に展示しており、大山琢央さん所蔵の資料も一部展示している。
 初日の7月24日午前9時から同10時30分まで、別府市誌を参考にそこから深く調査し写真などを選んだ史学・文化財学科博物館学芸員課程の学生11人による展示解説が行われた。夏休みに入っているため、家族連れも来ており、解説を聞いた後、①自然と温泉(火山が生んだ日本一の温泉地、別府温泉の不思議、湧き出る別府の温泉は何年前の雨水?など)②歴史と温泉(豊後水道温泉トンネルなど)③観光と温泉(別府八湯、地獄蒸し、地獄めぐり観光の租・油屋熊八など)―の3エリアに配置されたパネルや別府市の感想や良いところを書いた付箋を貼る掲示板など42枚を見たり、写真を撮るなどしていた。
 解説は24日のみで企画展を見た後は、常設展「学生たちが掘った大分の遺跡」を見ることができる。
 同博物館には駐車場がないため、公共交通機関の利用を呼びかけている。