
別府溝部学園短期大学が実施した
一般社団法人別府青年会議所(河野勉也第50代理事長)は25日午後1時、創立50周年記念事業として別府溝部学園短期大学に制作を依頼し完成したジャケットを油屋熊八像に着付けた。期間は8月8日までを予定している。
日ごろの支援の感謝とこれからも別府市とともに歩む決意を「象徴的」に表現することが目的。
同日は、油屋熊八像の前に別府青年会議所8人、別府溝部学園短期大学ライフデザイン学科2年生の麻生花音莉さん(20)、山下真旺さん(20)、神野美尋さん(19)、後藤暖乃さん(20)の4人と教員2人の計14人が参加した。
途中、雨も降る中、足場を使い約1時間かけて、油屋熊八像に別府青年会議所の赤のジャケットや白いズボンを着用させた。
河野理事長が「別府青年会議所は、別府のために活動して50周年となりました。赤いジャケットは、別府青年会議所が代々使ってきたものです。先輩方も喜んでいますし、観光客の皆さんにも私たちの存在を知ってもらえればと思っています。会員数は、昔と比べて人数は減っていますが、今のメンバーで団結して、50周年を盛り上げ、別府を盛り上げていこうと頑張ります」。
尾倉拓弥創立50周年実行委員長は「別府にある溝部学園短期大学と協力してできたことが、私たちにとって意味のあること。今までの恩返しや別府青年会議所は別府市のためにさまざまなことをやってきたという思いを表現させてもらいました。これから先も続いていく団体として、別府市のためになることを考えていきますというメッセージも込めています」。
溝部短大生を代表して山下さんは「私たちが制作をしたのですが、いつも作る服のサイズより大きかったので難しかった。いつもは自分たちの服や卒業制作の作品が多かった。企業や団体とのコラボは初めてで、貴重な経験をさせていただきました。みんなで一緒に制作することができたので、今後はその経験を活かしたい」とそれぞれ話した。