
養護老人ホーム亀川和幸苑に入所している、荒金ミヤコさんが15日に100歳の誕生日を迎え、29日午後2時45分、長野恭紘別府市長がお祝いに訪れた。
荒金さんは、別府市生まれの別府市育ち。北家政女学校に通ったという。昭和21年に結婚し、2人の息子を育てた。夫と死別してからは、製菓店やスーパー、旅館に勤務し、71歳まで働いた。仕事を辞めてからは、友だちと2人で北海道やハワイなど国内外を旅行するのが楽しみだった。演歌が好きで、よくカラオケで歌っていたという。現在は歌わないものの、歌番組を見たり、職員とおしゃべりをするのが楽しみ。現在は、孫2人、ひ孫1人がいる。
長野市長が表彰状とお祝い金などを手渡して「おめでとうございます。多くの皆さんや職員の皆さんからお祝いしてもらえて、うれしいですね。これからも元気で過ごしてください」と声をかけた。
荒金さんは「1日1日楽しく、過ごしていきたい。今は、お風呂に行くのが楽しみ」と笑顔で話した。会場の飾りつけは、入所者らが行った。