
山の手ひとまもり・まちまもり協議会(平松徹夫会長)と野口、青山、西の各地区社会福祉協議会は27日午前10時、第75回「社会を明るくする運動」を市中央公民館で開催した。
はじめに、社会を明るくする運動作文コンテストで大分県推進委員会委員長賞(最優秀賞)を受賞した、吉田さくら晴蘭さん(当時、市立別府西中学校3年生)が「明るい光、社会の中で」を朗読。オーストラリアにいた時に、万引きを繰り返していた男の子が、貧困の末に生きるための手段として万引きをしていた事実を知った。男の子は、元受刑者が開いていた子ども食堂のような場所で食事をすることで万引きをしないようにしていたことを聞き「同じ罪を繰り返さないように支え合い、わかり合い、助け合っている明るい光、社会が確かにあった」と当時の体験を語った。
保護司の古田和嘉さんが「少しは世間の役に立ったら」と題して、作文コンクールの受賞作品について解説し、保護司として「大変だが、やってよかった」と話した。
また、同じピアノ教室に通う、柿本和葉さん、澤田妃那さん、廣田華奈さん、藤本鈴奈さんがピアノ演奏を披露した。