
参加した調理実習
大分県高等学校文化連盟家庭専門部(岩尾瑠衣部長)夏季研修会対象の「県産食材を使ったお菓子」の調理実習を7月30日午前10時、別府大学短期大学部23号館で開催し、同部所属の県内5校11人および顧問が参加した。
同部が昨年から同短大食物栄養科に打診しており、新型コロナが落ち着いたこともあり、今年の対面開催となった。コロナ禍の間は、オンラインで行っていた。
講師は、同短大食物栄養科の伊藤京子、東保美香両教授。
今回作る料理は▽県産ゴボウのシフォンケーキ▽季節の果物と県産野菜パウダーの白玉団子―の2品。
同短大食物栄養科のこれまでの商品開発などの取組が紹介され、調理のコツなどが実践された後、高校生が2品を丁寧に材料を切ったり、白玉団子を作るなどした。
シフォンケーキが焼き上がるのを待つ間、白玉団子を試食した。商品開発の依頼を受けている(株)吉田喜九州=由布市挾間町=の巻き寿司も一緒に食べた。
試食後、焼き上がったシフォンケーキにデコレーションをして試食した。
参加した女子高生は「白玉団子ですが、ピーマンの味があまりしなくて見た目によらず食べやすいので、小さいお子さんも食べられると思います。和菓子は作るのに専用の機械が必要なイメージが強いので、作ることはないです。他校の人と作ることがないので、違う学校の同じ世代の人とふれあうことがないので、新鮮で刺激的でした」と話した。
同部は今年12月、県産食材を使ったお菓子のレシピコンテストを同大学で行う予定。