別府市職員が道路清掃や街頭啓発

技術系の職員らが
市役所周辺の清掃活動をした
別府駅ではポケットティッシュなどを
配布して啓発

 8月10日は「道の日」。道路は国民生活に欠かせない基本的な社会資本だが、身近にあるために重要性が見過ごされがち。国土交通省は、大正9年8月10日に日本で最初の道路整備の長期計画「第1次道路改良計画」が実施されたことから、昭和61年にこの日を「道の日」、8月を「道路ふれあい月間」に制定した。
 別府市の技術系職員らで構成する別府市建設技術会(会長・山内佳久建設部長、73人)は8日午後5時15分、道路清掃活動を実施した。約60人参加。岩田弘副市長が「道路は、市民生活に欠かせない重要な役割を担っています。市民憲章にも『美しい町をつくりましょう』とあり、職員が率先して活動するのは素晴らしいこと」とあいさつ。
 市役所や別府公園周辺を歩きながらごみを拾った。植え込みなどに捨てられたペットボトルや歩道に落ちているたばこの吸い殻、ストローなどのごみを拾った。
 市都市整備課は同日午後5時半、JR別府駅で街頭周知活動を実施した。職員8人が参加。ポケットティッシュ、ウェットティッシュ、タオルを配布した。通行人に「8月は道路ふれあい月間です。道路を大切にしましょう」などと呼びかけた。