アマネク別府ゆらりで職業体験

実際に参加者家族のチェックインを担当

 株式会社アマネク(安達禎文代表取締役、東京都)は運営する「アマネク別府ゆらり」で17、18日に小学生を対象に職業体験「グローイングアップサマー2025」を開催した。県内外から小学2年生から5年生まで9人が参加した。
 ホテルを軸に様々な学びのプロジェクトを行っている「アマネクアカデミー」の一環で、昨年に続いて2回目。家族でホテルに1泊して、様々なプロの仕事体験をしてもらう。
 鎌田恭輔総支配人が「私は、ホテルの仕事が大好きです。どんな楽しみがあるか、いろいろと学んでほしい」とあいさつ。体験プログラムでは、おもてなし研修、バックステージツアー、ドキドキチェックイン体験、スペシャルビュッフェ、ベッドメイキング体験、アマネク縁日、ゴーゴー!チャックアウトの7つのテーマで実施。
 おもてなし研修では、基本の立ち姿勢やおじぎの仕方、名刺交換の仕方を教えてもらった。その後、バックステージツアーとベッドメイキング、チェックインの3つのコースに分かれて体験。チェックインでは、子どもが参加者の別の家族のチェックインを行った。宿泊プランの確認や料金の支払い、カードキーの作成など普段行われているチェックイン作業をアマネクの職員に教えてもらいながら、こなした。また、ホテル内放送にもチャレンジ。
 東京都から参加した富田理仁さん(9)は「お母さんが見つけてきてくれて、楽しそうだったので参加したいと思いました。(こういった体験は)初めてだったけど楽しかった。夜のビュッフェが楽しみ」と話した。
 夜は通常は提供していないビュッフェを特別に楽しみ、縁日など普段できない体験をたくさんして、思い出に残る夏休みとなった様子だった。