
防止啓発活動でチラシなどを配布した=6月14日
別府警察署はこのほど、今年上半期(1月から6月)の刑法犯認知件数などをまとめた。
刑法犯認知件数は278件(対前年同期比5件増)。被害の認知で最も多かったのは、万引きで55件(14件増)。検挙件数は65歳以上の高齢者が28件、20歳以上65歳未満25件、20歳未満の少年が4件。昨年発生の万引き被疑者を今年検挙したものもあるため、認知件数より検挙件数が上回ってる。オートバイ盗19件(16件増)、自転車盗30件(4件減)の発生をしている。
特殊詐欺被害は18件、被害金額は約3924万円。SNS型投資・ロマンス詐欺は14件で、被害金額は約6190円。
殺人・強盗・放火は発生していないが、わいせつ関連事件があり、発生件数は少ない。
幸田俊光生活安全課長は「自転車盗とオートバイ盗の被害が多発しており、鍵をかけずに被害に遭っているものが、ほとんどです。自転車を止めるときは、必ず鍵をかけましょう」
「特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害も多発しています。電話でお金の話がでたり、SNSで知り合った相手からお金の話が出たら、詐欺を疑ってください」と話した。