
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(土田雅人会長、東京都港区)は、19日から男子セブンズ・デベロップメント・スコッド(SDS)の別府合宿を実相寺多目的グラウンドで行い、最終日の24日午前9時15分、練習をメディアと一般に公開した。
SDSは、セブンズの大会出場選手などからセブンズ日本代表候補になり得る選手を招集し、育成・強化を図るスコッド。
基本的なパス練習を中心に行い、アタックするチームとディフェンスのチームに分かれて、トライまでの動きを確認するなどした。炎天下でも選手たちは「やるぞ!」「ナイス」など大きな声を出しながらお互いを鼓舞し、最後まで全力でやり切った。
練習終了後は、観覧に来てくれたファンのもとに行き、全員でおじぎをして感謝を表すと共に、一緒に記念写真を撮るなどファンサービスをした。
フィル・グリーニング男子セブンズ日本代表ヘッドコーチは「選手たちは強化期間で、高強度の練習をしている中でも、別府の施設、別府の人はものすごくよく、第2の故郷というふうに思っている。よいキャンプができた。細かい作戦や技術の正確な部分からより大きな負荷をかけたトレーニングまでいろんなものが達成できた。今回は、フィジカルのテストをいろいろしたが、その中でもフィジカルレベルが上がった選手が多くて、とても満足したキャンプになった」と話した。
今後は、福岡で合宿を行い、中国で開催される「アジアラグビーエミレーツセブンズシリーズ2025中国大会」に出場する。