
扇山自治会(江藤定信自治会長)は「第47回扇山ふる里まつり」を23、24日、市立鶴見小学校グラウンドで開催した。
初日の23日午後5時30分、47柱の初盆物故者慰霊祭が行われた。慰霊祭で、江藤会長が「物故者の皆さんは、開拓当時からの方、そして扇山に住宅を購入し居住され、昭和・平成・令和の時代を歩まれてきました。まさに『扇山の創成期』ともいえる時代を生き抜き、今日の扇山の礎を築き、地域の発展にご尽力をいただきました」とあいさつした。
慰霊祭終了後、江藤会長は「先人たちの献身的な活動に感謝し、未来志向に立って愚直にそして果敢に新たなことにチャレンジして参りたいと考えています。『ふる里まつり』は昭和51年から開催され、一つの自治会が主催する『夏祭り』が、半世紀を超えて開催されて続けてきたことは、素晴らしいことだと改めて実感しています」と感想を寄せている。来賓の岩屋毅外務大臣(衆議院議員)秘書の岩屋恒久さんがそれぞれあいさつした。また、井出智昭第41普通科連隊長兼別府駐屯地司令、猿渡久子県議、穴井宏二市議、美馬恭子市議、北村俊雄青山中学校長、荒木洋一鶴見小学校教頭、扇山郵便局から森康弘さん、大野光章鶴見自治会長、齋藤哲荘園自治会長、隅中優希山の手交番所長、三浦ひろこ恵扇寿クラブが紹介された。
陸上自衛隊別府駐屯地の音楽隊が「夏まつり」など5曲とアンコール・再アンコールを含め全7曲、また荘園古戦場太鼓が力強く演奏し、豊秀会(藤田豊久美会長)が民謡を披露した。続いて供養盆踊りは、豊秀会が「別府音頭」「温泉踊り」「ヤッチキ」を唄・演奏をし、参加者は踊りの輪を作った。
夜店は、扇山子ども会、別府鶴見クラブ、別府西部N・S、鶴見ジュニアサッカークラブ、鶴見小マリンズなど8団体が出店。多くの人が列を作り、購入後は階段で舌鼓を打ち胃袋を満たしていた。
2日目の24日は、子ども神輿が町内、鶴見小グラウンドを練り歩いた。午後5時20分からシャボン玉ショー、太極拳、マカナ・ヤスヨ・フラ・ハーラウ、ミキダンススタジオ、フラ・ハーラウ・オ・ハルがステージでそれぞれのパフォーマンスを披露した。最後に抽選会を行い、盛り上がった。
2日間、花火アートも行った。