日出地区放課後子ども教室「つなごう会」

金ヤスリを使って勾玉の形に
ていねいに削っていった

 日出地区公民館(脇口近美館長)は、日出地区放課後子ども教室「つなごう会(え)」を18日午後2時、町中央公民館で開催した。日出地区子ども会育成会共催。18人が参加した。
 子どもたちの居場所づくりと共に、地域住民との交流を図るため、毎月1回、開催している。大分県立九重青少年の家の森田俊郎さんが講師となって、勾玉作りを行った。
 勾玉は、縄文・弥生・古墳時代の人々が魔除けや幸運を授かるものとしてお守りのように持っていたものと言われている。まずは、自分の好きな石を選び、えんぴつで形を書くと、金ヤスリでまわりを削り徐々に丸い形にしていく。形が出来ると、紙ヤスリを使ってキズを消していき、ピカピカに仕上げた。
 子どもたちは、真剣な表情で2種類の金ヤスリを使い分けて地道に削っていき、最後にヒモを通して、自分だけのオリジナル勾玉を完成させた。