明豊野球部が市長表敬訪問

第107回全国高校野球選手権大会で
16強入りした明豊野球部3年生と関係者ら

 明豊高校野球部は28日午後5時30分、第107回全国高校野球選手権大会で16強入りに伴う市長表敬訪問を行った。
 明豊高校から岩武茂代校長、同校野球部の川崎絢平監督、篠川拓也部長、岡田晴樹主将ほか3年生12人、別府市から長野恭紘別府市長、阿部万寿夫、岩田弘両副市長、阿南剛いきいき健幸部長が出席した。
 同野球部は全国49校が出場した夏の甲子園で、1回戦は9日第4試合で市立船橋と対戦し6―2で勝利。2回戦は15日第3試合で佐賀北と対戦し6―1で勝利し16強入り。8強入りをかけた3回戦は17日第4試合で県岐阜商と対戦し1―3で敗退した。
 川崎監督が「温かい応援のおかげで、生徒も持っている力以上のものを発揮できました。野球をする喜び、高校生として素晴らしい経験をさせていただきました。大観衆の中で、大きな拍手をいただき、帰ってきてからも『感動したよ』という声をいただき、感謝の気持ちで一杯です。3年生は引退しますが、野球を通じて、後輩の指導、別府の地域の少年野球の活動を支援できればと思います」と同大会の結果報告を行った。
 長野市長は「夏の甲子園は、強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強い。皆さんそれぞれ全力を尽くして戦い抜いてくれた。みんなと同じフィールドで汗をかき、涙を流し、苦労をともにした経験は将来、活きます。体を鍛えるだけでなく、心を鍛えて見せた姿は、遺伝子として次の少年野球の選手に引き継がれていくと思います」とあいさつした。
 歓談では、岡田主将がこの大会について聞かれると「大歓声の中で試合ができる貴重な経験をしました。感謝の気持ちを忘れてはいけないと思いました。家族など支えてくれた方々に、お礼を言いたい」。
 別府市出身の上野宏樹選手は「2回戦にスタメンで、結果はダメでしたが、自分の小さいところから夢見てきた甲子園でプレーできたのは良かった。最後の大会を全力で他県の代表と戦えたことは、自分の今後の人生の中でかけがえのないものになりました」。
 寺本悠真選手は「個人としては3回目の甲子園。甲子園の舞台で、あの投球ができたことは自分の中で満足した」。
 長野市長の「甲子園に立ちたかったけれど、立てなかった。あの場はちょっと違いますか」との質問に加納悠成選手は「だいぶ楽しかったです。応援がすごかった。甲子園に入ったときは緊張しましたが、試合になると緊張はしませんでした」。
 試合に負けたことについては山口純輔選手は「悔しいですが、その悔しさを大学などの上の舞台で発揮できるような、そんな引退ライフにしたい」。
 岩武校長は「初めてナイターの試合でした。野球ができる幸せのほうが大きかったと思います。応援していて『幸せだな~』と感じました。甲子園で負けたとき、私も悔しさと『生徒が可哀そう』という気持ちがでてきて、夜も眠れなかった」と話した。
 また阿部副市長、岩田副市長、阿南部長もとそれぞれ言葉を贈った。
 記念撮影後、報道陣のインタビューに岡田主将は「大歓声の中で野球ができたのは、すごい経験となりました。ベスト16で終わってしまったことは悔しい。(甲子園について)とても素晴らしい場所。自分としても触れてきた。(甲子園でのプレーについて)緊張感もありましたが、仲間がいたからこそ良いプレーができたと思います」。
 上野選手は「スタンドから見る景色と中に入ってみる景色がこんなに違うと感じました。本当に夢のような場所でした。今後は大学野球で活躍して、プロ野球に行かしてもらえる機会があれば、甲子園に立ち、今まで以上の結果を出したい」とそれぞれ話した。