別府市熱中症対策標語コンテスト

熱中症対策を呼びかける標語で優秀な作品を表彰

 別府市熱中症対策標語コンテストの授賞式が8月31日午前11時、ゆめタウン別府で行われた。大塚製薬株式会社主催、別府市とゆめタウン別府共催。
 今年で2回目で、市内の小・中学校から538点の応募があり、小学校低学年、同高学年、中学校の各部から4作品、計12作品が入賞した。
 藤浦健人大塚製薬九州第一支店大分出張所長が「熱中症に対する正しい情報を知り、行動にうつしてもらうという想いで開催しています。新しい言葉も多くあり、工夫されたんだなと感じました。まだまだ暑い日が続いているので、対策をして健康に過ごしてもらいたい」とあいさつ。
 寺岡悌二別府市教育長は「昨年度、包括連携協定を大塚製薬と結び、取組の1つ。水分補給、休憩、声をかけるなど様々な取り組みを一生懸命考えてくれた標語が、多くの人の心に届き、皆さんの健康につながることを願っています」と述べた。
 藤浦所長、寺岡教育長、渡邉幹典ゆめタウン別府ライフスタイル次長がそれぞれ表彰状を手渡した。
 最優秀賞に選ばれた、甲斐由莉子さん(明星小3)=小学校低学年の部=は「うれしい。外に出る時には、帽子をかぶるようにしている」。中臣颯真さん(春木川小6)=同高学年の部=は「受賞できてうれしい。サッカーのトレーニングの時など、こまめに水分補給をするようにしている」。佐々木咲良さん(別府西中2)=中学生の部=は「最優秀賞をもらうのは初めてで、びっくりしたし、すごくうれしい。炎天下で水を飲んでも熱中症は防げないと思い、木陰でしっかり休むことが大切だと思う」とそれぞれ話した。受賞者と作品は次の通り(敬称略)。
【小学校低学年の部】▽最優秀賞=甲斐由莉子(明星小3)「かわくまえ のむタイミング だいじだよ」▽優秀賞=花木穂乃歌(南立石小3)「水分は みんなをまもる ヒーローだ」▽ゆめタウン別府賞=近藤葵(明星小3)「こえかけて すいぶんとって たいさくを」▽大塚製薬賞=伊藤衣紗(南小2)「暑い夏 笑顔と水分 忘れずに」
【同高学年の部】▽最優秀賞=中臣颯真(春木川6)「暑い日の のどのかわきは 赤信号」▽優秀賞=松本泰平(同5)「もったかな ぼうしと水とう 確認だ」▽ゆめタウン別府賞=高原和希(明星小5)「熱中症 汗が出ないと きけんだよ」▽大塚製薬賞=伊藤寧音(南立石小5)「みのがすな 小さないへん ほっとくな」
【中学生の部】▽最優秀賞=佐々木咲良(別府西中2)「休みましょう 木陰でたっぷり 水分補給」▽優秀賞=釘宮あお(同)「これどうぞ 優しさラリー ライススラリー」▽ゆめタウン別府賞=吉原知優(東山中2)「命綱 休息と水 手放すな」▽大塚製薬賞=後藤翔(中部中3)「水分補給 何より大事な 夏の恋人」