来館者が50万人突破

50万人目の来館者となった
帯刀さん(左から2人目)

 杵築市立図書館は7日午前11時、来館者50万人を迎え、記念セレモニーを行った。
 現在の図書館は、平成30年3月に開館。エントランスには飲食可能なくつろぎスペースエリア、多目的室などがあり、図書スペースには観光情報などを知ることができる「きつきのきづき」や児童図書、朗読会などが行われる「知識の広場」などがあり、いたるところに椅子が置かれ、のんびりゆったり本を読むことができるようになっている。2階には学習スペースもある。来館者は、令和元年5月に10万人、同4年10月に30万人を迎えた。令和7年度の利用状況は、8月末時点で1日平均、平日は230人、土・日・祝日は300人で、多い日には400人程が利用している。
 50万人目となったのは、市内の帯刀宏弥さん(31)=会社員=。2歳と1歳の子どもを連れて奥さんと家族4人で来館した。佐々木潤一杵築市教育長が記念品を手渡して「これからも本と人の素晴らしい出会いの場所にしていきたい」とあいさつした。
 帯刀さんは「よく利用しているので、自分が50万人になってびっくりしました。子どもたちを寝かしつける時に読み聞かせる絵本を借りに来ています。寝かしつける方法はいろいろあると思いますが、やはり文字を読み聞かせるのが一番良いと思います。これからも利用したい」と話し、さっそく4人で絵本を選んだ。