第78回大分県民スポーツ大会

別府市、杵築市、速見郡、国東市の
バドミントン競技の選手が選手宣誓
スローガンを考えた日出中3年の末房さんを表彰

 第78回大分県民スポーツ大会が13日から、別杵地区を主会場に始まった。大会スローガンは「夢・挑戦~とびきりの笑顔を 別杵から~」。すでに行われた競技もあるが、15日まで実施される。
 13日午前9時、べっぷアリーナで総合開会式が行われ、約800人が参加。各郡市の役員・選手がそれぞれの特産品などを掲げて堂々とした入場行進を行った。別府市は、ざぼんサイダーを手に最後に行進。国歌、大分県民体育の歌、別府市歌を斉唱。合唱は、混声合唱団「歌輪」が担当した。
 大会会長の佐藤樹一郎県知事が「大分県では、昨年9月に新たな長期総合計画を策定し、その中で、『する』『みる』『ささえる』スポーツの推進を重要なテーマの1つに掲げています。大会に参加する皆さんには、各郡市の代表としての誇りを胸に、日頃の練習の成果を存分に発揮されることを願っています。そして、大会を通して、スポーツの意義や価値を改めて認識するとともに、地域を越えた交流の輪が拡がり、笑顔と感動があふれる素晴らしい大会になることを期待します」とあいさつ。
 来賓の嶋幸一県議会議長、地元の長野恭紘別府市長がそれぞれ祝辞を述べた。表彰では、50回、40回、30回、20回、10回出場者の代表者、スローガンを作成した日出中3年生の末房宏太さんに佐藤知事から表彰状が贈られた。
 選手を代表して、バドミントン競技の和田季選手(別府市)、松崎海選手(杵築市)、清家和選手(速見郡)、松村沙貴選手(国東市・東国東郡)が「選手一同は、スローガンの下、県民スポーツ大会を通じて、見る人にスポーツの素晴らしさを届けられるように、県内のライバルと共に戦い抜くことを誓います」と選手宣誓した。
 引き続き、APU学生団体「よっしゃ虎威」がパフォーマンスを披露。開会式終了後はべっぷアリーナではバドミントン競技が行われた。