別府市議会の予算決算特別委員会(森山義治委員長)は、16日午前10時、本会議場で令和6年度決算に関する個別審査2日目を行い、3氏が執行部の考えを質した。
塩手悠太氏(有志の会)は、自主財源の確保について「地方税が鍵」として、市たばこ税の推移について質問。
佐保博士市民税課長が「令和6年度決算では、約8億5200万円、5年度と比べて約2100万円減。健康志向の高まりや販売数量が全国的に減少しており、緩やかに減少している」と説明。
塩手氏は「喫煙者を増やすのではなく、分煙を図ることが良いこと。積極的にやってもらいたい」とした。
他にも不要額などについても質問した。
◇ ◇
谷口和美氏(ビーワンべっぷ)は、子どもの未来創造促進に要する経費について質問。
穴見雄一子ども支援課長が「こども真ん中社会の実現に向けた取り組みの1つ。支援が必要な子どもを事前領域で把握し、見守り判定や必要であれば個別支援につなげる」と説明。
谷口氏は「子どもたちの明るい未来のために、しっかりと取り組んでもらいたい」と述べた。他にも、旧浜脇中学校の利活用などについても質問した。
◇ ◇
石田強氏(日本維新の会)は、「湯のまちふるさと応援寄附金」事業について、仲介サイト数と返礼品の数を質問。柴尾裕子政策企画課参事が「15サイトで、返礼品は6年度末で853品」と答えた。
石田氏は「他市では仲介サイトを増やすなどして寄付金額を伸ばしている。別府市の寄付金額も伸びているので、職員を増やすなどしてもっと力を入れてほしい」と要望した。
他にも、学生大同窓会などについても質問をした。
個別審査は終了し、17日に採決を行う。