オール大分ガールズが全国大会報告

長野市長に全国3位を報告した
オール大分ガールズの
小柳選手(中央)と大友選手(右)

 オール大分ガールズが19日午後5時半、長野恭紘別府市長を訪れて、8月21~27日に京都で開催された「第10回全日本中学女子軟式野球大会」で3位入賞したことを報告した。
 オール大分ガールズは、平成23年に結成された県内の女子中学生のチーム。同大会には毎年出場しており、第1回大会では優勝、第4回大会でベスト8になったことも。
 大会は、49チームが参加。1回戦は秋田エスポワールガールズSUNを13ー2で破ると、2回戦は高知家ガールズと対戦し、5ー2で勝利。準々決勝は前回大会優勝チームで地元の京都シャイニングヴィーナスと当たり1ー0で勝利。準決勝はオール栃木と対戦し、3ー0で敗れた。オール栃木は、今大会で優勝した。
 報告会には、後藤一彦別府市軟式野球連盟会長、オール大分ガールズから竹枝摂監督、別府市から参加した小柳和海内野手(15)=朝日中3年=と大友晏寿外野手(14)=中部中2年=が出席した。共に小学生の頃から所属している。後藤会長が「見事3位に入りました。また、マナーや態度が良い7チームに与えられる『グッドマナーアワード賞』をいただきました」と報告。竹枝監督は「2回戦の高知との試合が一番大変でした。終盤まで1ー2で負けていて、逆転勝利をしたことで、勢いがついた」と話した。長野市長は「環境づくりのお手伝いが出来ればと思います。これからも活躍を期待しています」と激励し、それぞれにスポーツ奨励金を手渡した。
 小柳選手は「高知と京都はなかなか点が入らなかったけど、チームが下を向かずに勝つことを意識してやったのが良かった。残り2つの大会を全国3位の勢いのまま、チーム一丸となって優勝を目指したい」。大友選手は「まずは1勝するのが目標でしたが、団結して勝つことができました。今後2つの大会とも3年生を支えたい」とそれぞれ述べた。