
ルウィン・ニンさんが宣誓した
別府溝部学園短期大学(溝部仁学長)は令和7年度秋入学式を22日午前10時、同校85年館2階多目的ホールで開催した。
スリランカ17人、ネパール15人、ミャンマー7人、中国3人の計42人が入学した。所属学科はライフデザイン総合学科(ビジネス・観光コース3人、日本語コース24人)27人、食物栄養学科留学生コース15人。
入学を許可した溝部佳子副理事長兼副学長は「創立以来『自立自活できる人材の育成』を建学の精神として掲げてきました。自らの人生を切り開き、社会にあって力強く歩み続けるためには、学識を修める心に加え、自ら考えて判断し行動する力が不可欠です。地域の諸行事に参画し、日本の文化に触れ、人々と交流する中で日本社会の理解を深めるとともに、地域に寄与する人材として成長されることを期待しています」とあいさつ。
来賓の長野恭紘別府市長代理として岩田弘副市長、吉川元衆議院議員、岩屋毅外務大臣の代理として江上純也さん、古庄玄知参議院議員代理として草野俊介さん、広瀬建衆議院議員代理として武藤享さん、桝田貢大分県議会議員、小野正明別府市議会議長、松川章三別府市議会議員、松見俊信社団法人外国人留学就労支援協会代表理事が紹介された。
来賓を代表して岩田副市長が市長の祝辞を代読した。
新入生を代表してライフデザイン総合学科のゾン・ウェイル・ルウィン・ニンさん(21)=ミャンマー出身=が「これからの2年間、きょうのこの気持ちを忘れることなく、自分たちの国の文化に誇りを持ち、建学の精神の『自立自活できる人材』になるとともにグローバル人材として活躍できるよう精一杯励みます」と宣誓した。
閉式し記念撮影後、歓迎パーティーが実施された。