敬老の日似顔絵コンクール表彰式

295人から選ばれた12人の受賞者

 今日新聞社主催の「敬老の日似顔絵コンクール」(別府市、別府市議会、別府市教委、別府商工会議所、別府市観光協会、ゆめタウン別府後援)の表彰式が24日午後4時30分、ゆめタウン別府(楠町)の2階で開催され、本社社長賞の野村花弥さん=春木川小5年=ら入賞者12人と父兄が出席した。
 檀上陽一今日新聞社社長が「作品を見ましたが、おじいちゃん、おばあちゃん大好きということがよく分かる。きょう、モデルが何人か来ていますが、特徴をよく捉えていてバッチリ出来上がっています。きょう、ご飯を食べるときに、おじいちゃんおばあちゃんの家にいってご飯を食べるときに、今日新聞から表彰された話をしてください。表彰式の様子を報道するので、これもおじいちゃんやおばあちゃんへのお土産にしてください」とあいさつ。続いて、来賓5人が祝辞を述べた。
 檀上社長、来賓が入賞者一人ひとりに賞状、トロフィー、賞品を贈り、最後に記念撮影をした。
 作品展示は30日まで、ゆめタウン別府2階催事場で行っている。
 来賓の祝辞は、次のとおり。
 山内弘美別府市長公室室長(市長代理)「この似顔絵は、おじいちゃんおばあちゃんにとっても本当に大切な宝物になると思います。いつまでもおじいちゃんおばあちゃんを大切に元気で楽しい時間を一緒に過ごしてください」。
 寺岡悌二別府市教育長「このコンクールは、家庭的な温かいつながり、おじいちゃんおばあちゃんを大事にする心を培い育むために、今日新聞社の方々が長い間、開催しています。作品を見ましたが、295点の中から選ばれた優秀な作品です。おじいちゃんおばあちゃんをよく見て、大切に思う心が伝わってきます。これからも人を大切に思う、相手の立場を思いやるような人に育ってください」。
 大塚薫別府商工会議所総務課長(会頭代理)「このような素敵な作品が生まれたのも、ご家庭で温かく支えてくださった保護者の皆さまのおかげだと思います。本日は、この似顔絵を通して『家族の絆』を改めて感じられた素晴らしい一日になるのではないでしょうか。これからもおじいちゃんおばあちゃん、そしてご家族の皆さまとたくさんの思い出を作ってください」。
 佐藤大輔別府市観光協会事務局長(会長代理)「お父さんお母さんがいて、おじいちゃんおばあちゃんがいて、その上にもおじいちゃんおばあちゃんがいてとつながってきています。誰か一人でもいないと、皆さんが大好きな家族ができなくなってしまいます。家族を大事にしながら、描いた絵をおじいちゃんやおばあちゃんに見せて楽しい一日を過ごしてください」。
 寺下泰史ゆめタウン別府支配人「どの作品も力作で、ゆめタウン賞を私が選定させていただきました。表彰式をゆめタウンで開催していただけるということで、今後も『ゆめタウンで表彰式をした』ということを、家族の思い出の1㌻として一緒に記憶に残していただければと思います」。