
第11回「海門寺地蔵尊まつり」が15日午後2時半、海門寺公園で開催された。別府駅前通商店街振興組合(照山秀逸理事長)と中部ひとまもり・まちまもり協議会(幸勝美会長)主催。今日新聞社など後援。
平成22年に海門寺温泉が現在の場所に新築移転したのを機に、別府で産出される安山岩(通称・別府石)を使ったお地蔵さんを組合と北浜二丁目自治会、別府海門寺通り商店会が「湯かけ地蔵」として建立。その後「海門寺地蔵尊まつり」が開催されるようになった。
湯かけ地蔵前で供養祭が行われ、来賓の岩田弘副市長が「住民が主体となって作ってきた行事。ステージイベントも盛り沢山。地域住民だけでなく、観光客も飛び入り参加して楽しんでもらいたい」。嶋幸一県議会議長は「このまつりが引き継がれていき、ますます発展することを願っています」とそれぞれあいさつ。
読経が続く中で、関係者が湯かけ地蔵に湯をかけたり焼香をした。
時折雨が降る中、ステージイベントや供養おどりがあり、「瀬戸の島々」「別府ながし」「温泉おどり」「別府音頭」をみんなで踊った。また、屋台やキッチンカーも9店舗参加し賑やかだった。