
熱戦が繰り広げられた
第2回別府市長杯小中学生将棋大会が14日正午、トキハ別府店で開催され、県内の小・中学生約120人が参加した。
昨年、別府市で開催された「第82期名人戦別府対局」を記念して第1回大会が開催され、レガシーとして今年も開催された。開会式で、阿部万寿夫副市長が「昨年、市制100周年で名人戦が開催されたのを記念して開催し、すごく好評だったので2回目の開催となりました。別府対局では残念ながら防衛となりませんでしたが、防衛の祝賀会で藤井名人は勝負飯・スイーツで美味しかったものに別府のとり天をあげてくれました。今年は宇佐市でも名人戦が行われ、2年連続で同じ県で名人戦が行われるのは過去に例がない。将棋熱が高まっていると感じています。勝ち負けはありますが、学び、出会い、思い出の大会となることを願っています」とあいさつ。審判長の菊池博大分県将棋連合会長もあいさつ。
試合は、A~E級、女子のクラスごとに行われた。お互いに礼をして試合が始まると、静まった会場に将棋を打つパチン、パチンという音だけが響き、お互いに一手先を読みながらさした。勝負がつくと、お互いに礼をした。
また、会場には、第82期名人戦別府対局の写真や封じ手書面、色紙など貴重な関連品が展示され、参加者は興味深そうに見ていた。