
令和6年度の実施状況報告が行われた
別府市協働のまちづくり推進委員会(吉澤清良委員長、9人)は9月29日午後3時、令和6年度協働のまちづくり推進に関する施策の実施状況評価の結果報告を長野恭紘別府市長に行った。
▽啓発活動及び人材育成の推進=身近で気軽な話題や場の設定を契機に、市民自らの地域活動への意欲を高めると共に、継続して広く市民に対して協働のまちづくりの推進に対する意識啓発活動を実施してもらいたい
▽市民と市の相互理解の推進=紙媒体やウェブ媒体を特性に応じて効果的に活用し、協働に取り組む団体や個人等を紹介するとともに、特にSNSでは、市民との双方向のコミュニケーションを強化するなど、広報の充実を図ってもらいたい
▽体制づくりと支援策の推進=多様な主体が連携・協力して地域課題の解決に取り組む「ひとまもり・まちまもり協議会」活動においては、各地域及び協議会間での積極的な意見交換の場づくりや、地域ビジョンの実現に向けた活動を支援することを通じて、中規模多機能自治をより一層推進を
▽取組の評価や見直しの推進=市制100周年記念事業の実施により、地域への誇りと愛着を深めることができた。この機運を維持しさらに高めていくため、ノウハウ等を共有し、多様な団体との連携による相乗効果を生み出せる協働事業に取り組んでもらいたい、とした主要4項目についてまとめ。
吉澤委員長は「協働のまちづくりは、一丸となって行っていくべきものだと改めて感じました。各課が協働を強く意識して、連携を強めてもらいたい」と話した。
長野市長は「協働にはゴールがない。ずっと追い求めていかないといけない。1つの事象を自分ごととして転換してもらう人をいかに増やすかが大切だと思う。協働は欠かせないもの」と述べた。