秋葉神社で創建三百年祭を開催

午前中に創建三百年祭の神事が執り行われた
新しくなった秋葉神社の神輿
雨の中でも盛り上がった夜市

 別府秋葉神社総代会(糸永明生総代長)主催の「創建三百年別府秋葉神社秋祭り」が4日、同神社で開催された。
 神事は、八幡朝見神社の神大和男宮司ら神職2人が執り行い、糸永総代長らが玉串を捧げた。また拝殿の前には新しくなった神輿が展示されており、来場した人が写真などを撮っている姿があった。
 夜市が午後4時30分から行われた。雨が降り始め、人出にも影響があるかと思ったが、午後5時からのお神楽奉納が始まり、太鼓などの音が辺りに響くと多くの人が訪れた。来場者は、庄内神楽が舞う神楽を見ながら、焼鳥を食べながら大人は生ビール、子どもはラムネを飲んでいた。
 糸永総代長は「秋葉神社は静岡県沼津の山の方にある本宮があります。ここはその分社になります。神輿は練り歩きませんが、修理はしましたが、コロナの関係でお披露目をしていませんでした。せめて担がなくても皆さんに見てもらおうと思い、お披露目となりました。神輿は昭和10年ごろに完成したと言われています。担ぎ手が少ないため、将来担ぎ手が集まれば、この神輿を担いで回りたい」と述べた。