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好成績を修め、全国大会へ=別府大学提供
別府大学男子・女子剣道部は9月16日、福岡県の粕屋町総合体育館で開催された「九州学生剣道優勝大会」(男子第72回、女子第48回)で男子は準優勝、女子は3位の好成績を修め、全日本学生剣道優勝大会(大阪府)、全日本女子学生剣道優勝大会(愛知県)=いずれも11月開催=に出場を決めた。
別府大学は過去の両大会において、男女ともに3位が最高成績で、今年度はそれ以上の結果をめざして日々稽古に励んでいる。
またあわせて、今年7月に行われた「大分県剣道選手権大会」で、初等教育科2年の小中原栄華さんが優勝し、11月に日本武道館で開催される「全日本女子剣道選手権大会」に出場する。同大会は全国から選抜された女子選手が優勝を競う日本最高峰の大会で、剣道大会のなかでも格式高い大会。
源健太郎男子剣道部主将(国際経営学科4年)は「全日本学生剣道優勝大会が最後の大会となるので、今までやってきたことの集大成として、過去最高の成績を残せるように頑張りたいと思います。現在のチームの取り組みとしては、九州大会で見えた弱点の改善をしています。選手、選手外関係なく、『別府大学のスタイルはどこからでも攻撃ができるチーム』を大事にしているのでそれぞれが自分のやるべき仕事をやって、大将である私が最後のまとめをできるように取り組んでいます」。
松原涼女子剣道部主将は「全日本大会で良い結果を残したい。日本一をめざしています。現在はチームメンバーの弱点をそれぞれが克服できるように練習しています。全体的に攻撃力(一本を取る力や手数、展開力)がないので、攻撃力アップに努めています」。
県大会優勝の小中原さんは「自分の強みは、最後は飛び込んで一本を狙っていくのですが、相手の体格などに応じて臨機応変に対処していくこと。練習は厳しいのですが、自分が強くなっていることが実感できる。目標は『日本一』です」とそれぞれ述べた。
阿部剣征剣道部顧問は「彼ら彼女たちの目指すところは、『日本一』ですので、その舞台に立てるということについては安堵しましたが、ここからが本当に意味での戦いになるので、スタート地点に立ったに過ぎません。九州大会でいただいた課題を解決し、万全の状態で本大会に挑みたいと思います」と話していた。
