
県立別府鶴見丘高校を1968(昭和43)年3月に卒業した鶴嶺会20回生(世話人・松丸幸太郎、永井正さん)は17日、別府市石垣東10丁目のホテルサンバリーアネックスで「ちょっと早目の喜寿の会」を開催した。20回生はいま75、76歳で77歳の喜寿には1年早いが、この20年で50人近くが亡くなっており、集まれるうちにと会を開いた。
20回生で組んだGGファイブ(リーダー、松川潤也さん)がウエルカム演奏でベンチャーズの懐メロを奏でた。物故者への黙とうに続き、世話人の松丸さんが「皆さんは75歳の壁を乗り超えて集まった。次は80歳の壁がありますが、それも超えて100歳まで長生きするようお祈りします。今日は楽しくやりましょう」とあいさつ。三ケ尻幸司さんが詩吟を披露して、佐藤幸子さんが乾杯の発声をした。
20回生は昭和24年生まれの団塊世代。入学時は10クラス540人の生徒がいた。このうち、約400人と連絡がつくという。「喜寿の会」には女性18人を含む71人が出席した。インドネシア・ジャカルタ在住の原口恵年さんは、この日のためわざわざ帰国。このほか茨城、東京、埼玉、大阪、福岡からの遠来組もふる里に足を運んだ。