別府溝部学園高校の第39回体育大会

学年対抗で盛り上がった短距離走

 別府溝部学園高校(佐藤清信校長、432人)は令和7年度第39回体育大会を24日午前9時、同校グラウンドで開催した。
 心身の健全な発達と体力の向上及び自主性・創造力の涵養が目的。
 今年のテーマは「スイミー」で、一人ひとりが繋がって団結し、大きな力になる。
 学年対抗(1年146人、2年166人、3年120人)で優勝をめざして、生徒らは各種目に挑む。
 開会式では、はじめに優勝旗と理事長杯が佐藤校長に返還された。
 続いて、佐藤校長が「日ごろ学習をした心と技と体力を試す機会。それと同時に応援、演技を通じて友情の輪を広めてほしい。今日は終日かけて競技をします。一人ひとりがスポーツマンシップに則り、素晴らしい競技をしてほしい」とあいさつ。
 各学年を代表して那須陽真さん(1年)、眞﨑翔天さん(2年)、佐土原栄さん(3年)が途中笑いも入れながら力強く真剣に選手宣誓した。
 準備体操後、午前は短距離走からスタート。トップでゴールテープを切るときに両手を挙げたり、ジャンプして喜ぶ生徒がいる一方で、最後までデットヒートで同着かと思われたとき、足を滑らせてヘッドスライティングでゴールする生徒もいて、学年関係なく真剣に走っていた。そのほか、大縄跳び、借り物競走で盛り上がった。
 午後からは部活動対抗リレー、全学年女子の綱引き、全学年男子の騎馬戦、学年対抗リレーが行われ、出場しない生徒らはクラスの垣根をこえて同じ学年の仲間を応援していた。
 閉会式では、佐藤校長から優勝学年が表彰を受け、甲斐愛波実行委員長があいさつして大会の幕を閉じた。