
内竈堂面棚田を守る会(恒松恵典会長)は「稲刈り体験」を24日午前10時、同所で開催した。
参加したのは、ひめやま幼稚園年中組・年長組102人、亀川小学校5年生55人。
恒松会長が刈り方を説明し、同会員が指導する中、園児は小さい手で、児童はしっかりと1株をつかんで日ごろ使うことのない鎌を使って、計2株を刈り取った。その後、別府溝部学園短期大学幼児教育科30人に手渡し、1束にして麻紐で結んだ。
ひめやま幼稚園は刈り取った稲を、園児らが軽トラックの荷台に積み込んだ。持ち帰った稲は、太陽と風でゆっくり乾燥させる掛け干しをする。
児童らは「稲刈りは初めて。最初は刈るのが難しかった。コツを覚えたら、簡単だった」と笑顔を見せており、中には「おにぎりにして食べたい」と話していた。
