鶴嶺会26回生が古希同窓会

遠くは海外、全国各地から集まった90人の
鶴嶺会26回生(写真はクボタPHOTO提供)

 1974(昭和49)年に、大分県立別府鶴見丘高校を卒業した鶴嶺会26回生の「古希」同窓会が24日夕、流川の亀の井ホテルで開催され、地元はじめ全国各地から約90人が集まった。同窓会は小野和枝さんが司会を担当、これまで亡くなった会員や恩師に黙とうを捧げて開会。岩崎真理子さんが開催あいさつ。同窓会幹事の明石泰信、豊島義行両氏があいさつ。豊島さんが「この歳になって、これだけ多くの会員が集まってくれるだけで大成功です。一時をゆっくり楽しんで下さい」明石さんは「母校鶴見丘高校は創立115年になります。現在、鶴嶺会では母校支援のため会費の徴収に力を入れて取り組んでいます。1口千円で現役鶴高生の文化スポーツの支援充実を図り、毎年その効果が徐々に表れています。1人千円以上のご協力を何卒よろしくお願いします!」と協力要請を盛り込んだ。
 次いで現在、大分市在住の恩師笹島良彦氏(英語科・2、3年時のクラス担任)を紹介。あいにく体調の都合で当日は欠席したが、26回生きっての書道家、後藤昭三さん(雅号・鶴心)が俳人の故藤内九子さんの句を揮亳した「やわらかき 紙につつまれ 枇杷眠る」を額装。後日御自宅に届ける旨を発表した。
 このあと退職校長会の古田和喜さんの音頭で乾杯、祝宴に入った。
 長い時を経た同窓の交わりは各テーブルで歓談が続き、幹事団の岩尾一郎さんが御礼あいさつ。
 環境省事務次官をつとめた関荘一郎さんの閉会の辞で幕を降ろした。