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岩屋前外相
前外相の岩屋毅衆院議員(大分3区)が27日、来社した。386日間の激務を終えて、最も印象に残っているのは、ロシアの侵略を受けるウクライナの首都キーウを訪問したことと、次のように振り返った。
キーウには隣国ポーランドから夜行列車で入った。大統領公邸内には土のうが積まれ、戦闘服姿のゼレンスキー大統領と会談し、防衛装備品や資金面で協力してほしいと申し出があった。
日本の立場を丁寧に説明した。少しでも武器が必要というゼレンスキー大統領の言葉が頭に浮かびます。ウクライナ支援は外交秘密があるため、詳しくは申し上げられないが、日本の支援も随時充実していく。
さて、2期目を迎えたトランプ政権との日米関係で、関税交渉をどうマネジメントするかに外務省は全力をあげ、担当の赤沢大臣を全面的に支えた。トランプ政権は予見できない行動を取るので、今後も苦労すると思う。
隣国の中国、韓国と緊張関係に陥らないよう心がけ、一生懸命に取り組んだ。特に戒厳令下の韓国を訪れたときは、従来の日韓関係を引き継ぐことを明確にした。
石破前首相は本当に謙虚な人で、権力の行使に抑制的です。周囲の意見を聞きすぎて「石破イズム」を強く出さなかった。期待した選挙に負け続けた。もっと我を出してもよかったと思う。本人もそう言っている。もったいなかった。
憲政史上初の高市女性総理が誕生した。その活躍に期待したい。やはり、これまでの政権の蓄積を大事に考えていただき政治をしてほしい。
大分3区の皆さん、この一年はなかなか帰れず申し訳なかったと思います。しかし、地元の励ましがあったから外相の使命をつとめることができました。これからはもとのように皆さんにお目にかかることができます。
