交通安全功労者表彰式

交通安全功労者を代表して4人と1団体が表彰

 別府市交通安全対策協議会(会長、長野恭紘別府市長)は令和7年度交通安全功労者表彰式を10月31日午前10時30分、別府市役所で行い、長野市長、羽田優一別府警察署長、山口努大分県交通安全協会別府支部長、受賞者を代表して4人が出席した。
 表彰式に先立ち、交通事故で尊い命を亡くした犠牲者に対し、黙とうを捧げた。
 羽田署長から九州管区警察局長・九州交通安全協会長連名表彰を足達満美さん、山口支部長から全日本交通安全協会長表彰(交通栄誉賞「緑十字銅章」)を佐藤利行さん、長野市長から別府市交通安全対策協議会長表彰(交通安全功労者)を吉田達雄さん、別府溝部学園高校を代表して佐藤清信校長にそれぞれ表彰状が伝達された。
 長野市長が「足達さん、佐藤さんは長年にわたり運転者の模範となる安全運転をしていただきました。これからも皆さんの模範として、運転に務めてください。吉田さんと溝部学園高校を代表して佐藤校長は、園児、児童、生徒の登校時の安全指導をしていただいています。引き続き、児童生徒の安全安心、地域の安全安心のためにお力添えをお願いします」とあいさつ。その後、記念撮影をした。
 式終了後、足達さんは「大変うれしく思います。日ごろの努力が実ったと思います。高齢者の事故が多いので、雨天時や夕暮れ時、早朝は車ではなく、徒歩やバスで移動しようと心がけています」。
 佐藤さんは「僕がもらってもいいのかという気持ち。いろいろ安全運転をしている人も多いのですが、表彰していただいたので、嬉しく思います。自分が走っていて止まるときは2回、ブレーキを踏みます。後続車が『前の車がブレーキを踏んでいる』と分かるようにしています」。
 吉田さん(鶴見校区で交通指導員)は「喜びとこれから先、新たなる自分との戦いと児童の安全を第一に、自分の身の安全を守りながら取り組んでいく」。
 佐藤校長は「このような賞をいただけるとは、思っていませんでした。平成23年度から月1回、24年度から月2回、朝の交通指導を行っています。自転車通学の生徒も多くなっているので、ヘルメットの着用、左側通行の指導を行っています。1件も生徒の事故は起きてません」とそれぞれ話した。
 交通安全功労者表彰の受賞者は、後日掲載する。