全国棚田サミットに協賛

多くの人が新鮮な農産物が販売された

 堂面棚田祭り実行委員会(恒松達美会長)は全国棚田サミットに合わせて「堂面棚田祭」を2日午前9時、同棚田で開催した。
 来賓の泉武弘別府市議会議員らが祝辞を述べた後、恒松会長があいさつし、祭りがスタートした。
 農産物としてサトイモ、レタス、春菊、カボス、ゴーヤ、ナスなどが並び、多くの人が真剣に選びながら購入していた。棚田米の試食としておにぎり150人分が配布され、受け取った来場者は「甘い」「光沢が違う」「歯ごたえが違う」と言いながら、笑顔で食べていた。焼きイモの販売もあり、熱せられたアルミホイルを丁寧にはがしながら、ホクホクの焼きイモを頬張っていた。
 九州電力鉄塔付近では、亀川地踊り保存会による口説きと太鼓演奏、かまど神楽による神楽などの芸能があり、来場者は自然の中で聞く太鼓の音や神楽に目を奪われていた。