大分県警は10月26日から11月8日までの間、まもめーるで特殊詐欺被害の発生を1件発表した。今回も、別府警察署以外を時系列で紹介する。
▽10月28日の架空料金請求詐欺=宇佐市在住の30歳代男性が22日、SNSで見つけた高収入をうたう副業の広告にアクセスした。すると、LINEに誘導された後、別のアプリに誘導され、副業の担当者を名乗る人物から「指定した口座にお金を振り込めば、振り込んだ額以上の報酬が得られる」という副業が紹介された。男性がお金を振り込んだところ、報酬が振り込まれたことから、利益を増やそうと更にお金を振り込むと、相手から「捜査に不手際があり、システムに損失が出た」「お金は必ず戻るので、損失額を払うように」などと言われ、お金を振り込み、計約23万円をだまし取られる被害に遭った。
大分県警は「手軽に稼げる副業は、詐欺の可能性があります」と呼びかけている。
また30日、大分市内で総務省をかたる不審電話がかかっている。
大分市在住の男性の携帯電話に同日、プラスから始まる国際電話番号で、総務省をかたる音声ガイダンスの不審な電話があった。
県警は「このような電話は、特殊詐欺の予兆電話の可能性が高いため、詐欺を疑い、個人情報などは教えたりせず、家族や警察に相談してください」と呼びかけている。
