
北野学長と石田施設長
高齢者ほど筋力トレーニングが必要と、別府市石垣東4丁目のイシダ・メディカルフィットネス(石田一喜施設長)には多くの中高年者が通っているが、最近、市議会議員の泉武弘さん(81)が入会した。先輩会員の北野正剛大分大学学長(75)と親しくなり、健康面のアドバイスをもらいながら汗をかいている。
足腰の弱いお年寄りが転倒して骨折、そのまま寝たきりになるケースが多いため、生活の質向上(QOL)には筋力トレーニングしかないと、健康寿命日本一おおいた創造会議会長の北野学長は言う。
泉さんは、これまで自己流でジョギングやトレーニングをして健康を維持してきたが、やっぱり科学的根拠が必要で、専門トレーナーに指導してもらうためイシダ・メディカルに。
石田施設長の指導を受け、北野学長と知り合った泉さんは「81歳の青春です。実年齢より若い筋力をつけたい」と前向き。また市議の立場から「別府は高齢者が多く医療費が高い。市の補助・支援を働きかけ、スポーツジムで高齢者のQOLを充実させたい」と意欲も。
トレーニングは筋肉ばかりじゃなく、内臓の健康維持にも役立つ。心臓、肝臓、腎臓、胃、血圧を正常に保てる。年を取ると基礎代謝が落ちるが、筋肉を鍛えることで無駄な脂肪が燃焼し、基礎代謝が戻って若さを保てる訳だ。
