日出町総合計画審議会が答申

第6次総合計画案の答申が行われた

 日出町総合計画審議会(吉村充功会長)は、「第6次日出町総合計画」案についての答申を17日午前9時、日出町役場で行った。
 吉村会長と手嶋久副会長が出席。審議会は今年8月から10月にかけて3回の会議を開き、まちづくりの最上位計画である「第6次総合計画」案について審議を重ねた。
 吉村会長が「新たなまちづくりの指針として適当」とした上で▽町職員と住民一人ひとりが新たなまちづくりの基本理念を共有するため、多様な手段を用いて、総合計画を周知するとともに、誰でも分かりやすい文章やデザインを用いた計画書を策定すること▽住民、地域、事業者などが主役となって、主体的にまちづくりを進めていくために必要となる行政支援を適切に行うこと▽住民、地域、事業者などと協働のまちづくりを推進するため意思疎通を緊密にした、人と人とのつながりを大切にした行政運営を行うこと▽時代の潮流や社会の変革に柔軟に対応できる行政運営を行うこと、の4つの事項について、配慮を求めた。
 安部徹也町長は答申書を受け取り「来年度から8年間、総合計画に基づいて、しっかりと町民の誰ひとり取り残すことがないまちづくりに一生懸命取り組んでいきたいので、見守っていただきたい」とあいさつした。
 計画案では、まちの将来像を「住民幸福度100%日本一誇れるまち ひじ~誰もが幸福を感じる持続可能な成長都市~」とし、重点目標達成指標(KGI)を達成するため、各種施策に取り組む。計画期間は、令和8年度から15年度までの8年間。答申を受け、計画を策定して12月の定例町議会に上程する予定。